湖乃柄ユズルの『だらけすぎなラプソディ(死』

声とか趣味で展示したりとか、イラストとか自作乙女ゲーの話とか色々書いてます。

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声展示してみた。



なんかもーいろんな意味で声変えスキーー

下はテキストですわー



オリバトキャラ語り

―仁―

『斑鳩君は、人が嫌いなの?』

『は?』

突拍子のない、松原の言葉に俺は目を丸くした。

『お前には関係ないだろ。』

冷たくそうあしらって眉間に皺を寄せた俺は、席を立った。

―なんなんだ?こいつ。

最初の彼女の印象は、゛いきなり話しかけてきた変な奴゛だった。
松原は、クラスの中ではあまり目立つようなことをする奴じゃなかった。けれど、外見の整った顔立ち、誰にでも優しい性格で大人しい奴だったため、何もしていなくても男子が好意を寄せていたようだ。
女に特に興味のなかった俺は、彼女とは話したことはなかったし、話そうとも名前を覚えようとも思わなかった。

『つーか何だよ。なに?』

きつくあしらった俺に対して、彼女は先を歩く俺の前に走ってきて、ピタリと目の前で止まるとニッコリ笑ってじっと見つめた。
いたたまれなくなった俺は、ギロリと松原を睨むと不機嫌そうな声を出し、悪態をついてスルリと松原を追い越して先に進む。彼女は負けじと俺の後をくっついて歩いては、ぱたぱたと廊下の床が音を立てた。

『…ぁ…えっとね…なんだか、斑鳩君寂しそうでね…』

『はぁ?』

先程の態度とはうってかわって、後をついてきながら、困ったような声を上げて口を開く。俺は立ち止まって、訳が解らないという顔をしながら首をかしげると、彼女は苦笑いをした。

『その……斑鳩君、無理に人を避けているように見えるんだよ。いつも…』

イライラした。いきなり言われたその言葉に、不思議と腹が立って松原に向かって吐き捨てた。

『余計なお世話だ。』

『…っ…』

相手の目を直視する。
その行為に彼女は表情を硬くする。何も知らない奴が偉そうな口をきくな。俺の事を分かったような言い方を…!!

『いきなり話し掛けてきて、偉そうなこと言ってんじゃねーよ。』

『……。』

『お前に何がわかんだよ。俺の事をなんでも知ってますみたいな言い方しやがって…ふざけんな。』

『あ…あのっ…』

『目障りだ。俺の前から消えろ。もう話し掛けんな。ウゼェ』

そう言うと、松原は少し寂しそうな…複雑な顔をしてゴメンネと呟いた。

『…くそ…。あんな顔、見せんな…』

去りぎわに、うっすら涙を浮かべて走る松原の顔が、何故か忘れられなかった。何故だろう。今まで、女なんてたくさんいたし、泣き顔なんてたくさん見て来た。人を殺す事なんて日常茶飯事だった俺にとって、女の泣き顔なんて見慣れていた筈なのに…

―俺には、その意味が解らない。

―理解不能だ。

―誰か、答えをくれないか…

―俺は何でこんなに、あいつの涙がきになってんだ?
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テーマ:声優 - ジャンル:アニメ・コミック

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