湖乃柄ユズルの『だらけすぎなラプソディ(死』

声とか趣味で展示したりとか、イラストとか自作乙女ゲーの話とか色々書いてます。

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2役ずつ…はまりまくって更新しすぎ。



今回は渚ちょんと木利と祐史です。
全部一人でやって満足^^
―渚―


『どうしょうもない奴だな。』

そう言って貴方が私の頭を小突いてにこやかに笑うのは、
私の前だけ…

いつも無表情な貴方が、凄くやさしい顔をする。
私はそれを見るのが嬉しくて、いつもいつも貴方について回った。

でも、時々見せる表情とは裏腹に不安もよぎるんだ。
貴方が私を置いてどこかに行ってしまうんじゃないかって…

だって私は、貴方が見せるいつもの冷たい表情が
何故できてしまったのか…

―心の奥底をまだ、知らないから…






―木利―



―だったら、俺が木利を一番に理解してあげるよ。

別に頼んでもいないのに、貴方は私から勝手に話を聞き出して
勝手な解釈で、勝手なことを言った。
それがはじめて彼と話したきっかけ。

クラスの連中が、私をどう思っていようと関係ないと思っていたし
それに対して苦痛を伴う…何てことなかった。
ただ、私は政府のあの狸オヤジからの指令を待つために
教室でただ、黙々と本を読んで暇をつぶしていただけだったのに…

―なんか…木利はさ…いつもどこか一線引いているよね。

当たり前だ。私には情など持つことを許されないのだから…
周りの連中には楽しくしているフリでもしておけばいい。
そうすれば、全て上手くいくし全てが丸く収まる。

―寂しくないの?

寂しい?それはどんな感情なんだろう。
物心つく前から己の身体データや、技術力などを教え込まされて、
周りの人間はいつも、それが終われば私に話し掛けることも褒めてくれることもな
かった。
部屋の中は真っ白で、いつもいつも一人で…

『これが寂しいということなんだろうか…』

気がついたら、みたこともない水滴が自分の眼から溢れていて、
その雫が、己の机をパタリパタリと濡らしていた。
訳も分からず、私はその雫を拭った。

―ねぇ木利。寂しいと思うことは恥ではないよ。

―俺も、ずっとそうだったんだよ…

『貴方も、寂しいの?』

そう口にした瞬間。
貴方の顔が一瞬曇り、そして柔らかく微笑んだ。

―もし、木利を理解してくれない人間しか、まだこの世界にいないのなら…

―だったら、俺が木利を一番に理解してあげるよ。


どうしょうもなくお人よしで、
どうしょうもない…まったくもって救いようのない人だと思った。
けど、私心をジュンと溶かす何かになった…
そう…確かに何かになったんだ…


寂しい?

悲しい?

苦しい?

いいえ。

今は、温かい…


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